調子に乗って理数系ネタです＾＾；


『三体問題』をものすごく省略して説明すると、


二つの物質間の相対的な関係は数学的な解析で求められるが、三つ以上の物質の関係は解を得ることができない。




・・・ってことで。
よく例に挙げられるのは、地球と太陽のそれぞれ自身のいろんなデータが揃っていれば、万有引力やらなんやらの関係から、太陽の周りをぐるぐる回る地球の運動などについて細かく計算できるのだけれども、そこに月だとか、火星や金星だとかが加わると、明確な答えが出せないっていう話です。

ようは、最初の「動き出し」の段階での方向性が無限にあるってことなんですが。。。


この世に存在するすべての物質は決められた物理法則に基づいて動いています。
なのに解が得られない。

ヒトの心の動きも、元をただせば電子による複雑な信号伝達。
そう考えると解が得られないのもわかる気がしますよね。


誰かと出会って動き出した心の中の信号が、自分の予期しない方向に進んで行って。。。
恋の色に点滅したり、憎しみの火花になったり。


万有引力を鵜呑みにすれば、全てのヒトとヒトはたがいに引かれ合ってるはずです。
なのに、動き出す方向がほんのちょっと違っただけで、互いの引力による影響も全く違う方向性を持ってしまう。





でも、地球は整然と太陽の周りを回って、その地球に寄り添って月も回ってます。

このバランスが、地球上に自分らを産んだなら、最初の信号の方向だって奇跡のようにベストな方向を与えられる。
素晴らしい出会いを感じるたびにそんな風に思うのです。


数学なんかじゃけして解析できないし、だからといって神様の意志などと大層なことを言うつもりもないですけど。。。




誰かを大切に感じたなら、出会った時の最初の煌めきを大切にしたいし、もし望まない方向に進んでも、互いに引き合う力を感じ取ることができるように頑張ってみたいな、と。





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最初は三角関係の話になる予定がｗｗｗ