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　あとがき　


…のようなものを書いてみます。
まず、この企画に自分は参加する予定はなかったです。
なのにみなさんのエントリを読み耽るにつけ、「自分にももしかしたら書けるかも？」などと言う考えが頭をもたげ（これがそもそも大きな間違いなわけですがｗ）、「自分のすぐ近くにあるかけがえのないものに気付こう」などと、例によって説教臭いテーマを軸に考えました＾＾；
あとは自分らしさを出すために、どのような文体にしようかと考えたのですが、たまたまファンタジックな自然現象を目の当たりにすることができ、幾分ファンタジックな表現を使ってみようかな、と。
それで、プロローグとして「蝕」というエントリをもったいぶってあげましたｗ
ストーリーらしきものがある文章は、小学生の時に書いたマンガ以来ですｗｗｗ

モチーフとしての「日蝕」（すずさんすごいね！）は、「アタリマエにある」ものが、失われて初めてそのありがたさに気付く、と言う意味でなかなかにテーマにぴったりで、ストーリー中の狂気のサブタイトルが、光　→　闇　→　ダイヤモンドリング（再び光）　と、わりとすんなり決まりました。
…とここまではかなり自画自賛ｗｗｗ　
もうね、ナルだから、これはすごいいいものができちゃうよ、きっと！ってワクテカｗ


妄想でしたｗ


辻褄のぴたりと合った、美しい物語は本当に難しい。
たったひとつの修辞詞の選択ミスで、なんともしまりがなくなってしまう。


「彼女」の変態且つファンタジックなパフォーマンスは、完全に自分の妄想で、実際にはもちろん目にしたことはないです。（見れるなら見たいｗ）
単なる「エロス」にならないよう、性器の描写を避けたり、ファンタジックな表現で包んだりしたのは、自分の中では「エロス」と「官能」は違うものじゃないかな、と思ったからです。
文字や映像が頭に入るのと同時に、「おぉ、すげぇ！」と興奮するのではなく、一度頭に入ったものが、自分の中で再構成されていくうちに興奮するような。（チャット中に擦れないのと同じｗ）
それにしてもみなさんのエントリに比べたら全然エロくないですけどｗ
自分一人では偉い興奮したんですけどね、イメージできてるから。

「オレ」の「狂気」というか、壊れていく描写は、実体験に近いです。
射精しないで女性のように何度でもイクことができる素晴らしい体を持っていますのでｗ
逆に精神的興奮のみで、勃起せずに射精することもありますし。
って何を暴露してるんだかｗｗｗ
頭の中で響く喘ぎ声は、一度耳栓をしてプレイされれば実感できますから、ぜひ。
これが自分の声かパートナーの声かわからなくなるというのもよくあります。





くどいかもしれませんし、本来反則ですが、わからなすぎ～との声もいただいたので、各話についての補足を書きます。イメージをしっかり作ってくださった方がもしもいたら、読まない方がいいかもしれないです。



【第一夜】
「オレ」の欲望の開放シーンです。でも縛っていたものすら、実は「光」だったという。
「三日月のサムネ」はあまり意味ないんですｗ　非人間的（超人的なという意味）なイメージを出したかったのと、日蝕絡みで宇宙的なデザインをちょこちょこ使いました。
サムネに自分載せないってどうよ？けど見てみたい！ってなりませんか？ｗｗｗ
彼女の顔は、思い出せないのではなく、覚えられない。「彼女」は、恋人や、父母兄弟や子供などの家族やペット、その他すべての大切な人や物の集合体ですから、その刹那で見え方が変わるのでしょう。

【第二夜】
鏡を使ってバスルームを映すというのは、実際のチャットでは画面の大きさ上、まず無理でしょうが、姿見との共演と言うパフォーマンスはなかなかエロスｗ
「彼女」は「オレ」であることの伏線でもあったり。
だから「オレ」の感じるところも、方法もよくご存じなわけですよｗｗｗ
されているときの描写の文のズレは、単純に「オレ」のなかで何かがズレ始めた、という表現にしたかったのですが、各所で不評ですｗｗｗ
頭の中で大きくなる声の視覚的表現も同様orz

【第三夜】
ウェディングドレスは指輪からの連想もあるのですが、ＭＡＸな幸せの象徴みたいな感じで使いました。そしたら「わかった！これ、奥さんとの話ですね！」とのメールｗｗｗ　コレも失敗でしたorz…　こんなコスあったら飛びつきますがｗ
ドレスのデザインもいささか太陽や宇宙めいたものに。
「光の粒子たち」はもちろん「種」ですが、最初色とりどりなのは、たくさんある幸せや愛の色がそれぞれだから。全ての愛、全ての光の「種」を書きたかったのです。
「種」が彼女に宿ると、ダイヤモンドリングと言う闇からの再生、新しい光の復活といったものの象徴が生まれます。



わからなくて当然ですね。ホントへたくそだなぁ、読み返すと＾＾；
文章が読みにくいだけに長くならないように気をつけたのですが、かえって描き切れなかった部分が多すぎて、余計意味不明でしたね。

でもこうやっていろんな方から世辞もらうのも悪くないですね！
んー。。。やっぱナルだなｗｗｗ


コラボ期間ももうぼちぼち折り返し地点です。
当初一カ月もやったら冷めるかな、と不安でしたが、まだまだ楽しめそうですね！


2009.8.2追記

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